居場所をください。
「…今の、ご両親?」
「あ…見てました?」
「ごめんね、初対面なのにこんなこと。」
「いえ!美鈴ちゃんに気にしてもらえるなんて
幸せ…っていったら変ですけど…。」
「……………よかったら送っていこうか?
マネージャーの車だけど。」
「えぇ!そんな!俺なんかがおこがましいです!」
「全然いいよ。行こ!」
私は小林くんの手を取り、
長曽我部さんのところへ戻った。
「後輩の小林くん。
家まで送ってって。」
「はいはい。」
完全に困惑してる小林くんを無視して
私たちは車へと向かった。