居場所をください。



それからご飯を食べ終え、

くだらない話をたくさんして

たくさん元気になった私たちは

帰ることにした。



「美鈴ちゃん、ほんとにいいの?」


「うん。食べたから歩かないと。」


ハルは少し家が遠いらしくて

タクシーで帰るらしく

送ってくれるというハルの優しさを

私は断ったのだ。


「……なにかあったら連絡してよ?」


「ハルに連絡する前に長曽我部さんに連絡すると思う。」


間違いなく。


「はは、そうだね。

じゃあまたね。」


「うん。今日はありがと。」


私はハルの乗ったタクシーを見送って

マンションへ歩き出した。


40分くらいで家つくでしょ。

頑張って歩こ。



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