居場所をください。



「そんなに向いてないの?」


「あいつらは確かに顔はいいだろうな。

美鈴と違って肉付きもいい。

男ウケはいいだろうけどほとんどがまだ高校生。

アイドルは出来てもグラビアはやらせられない。

大人になって、グラビアが出来たとしても

よっぽどいい女じゃねーと長くは続かない。

それこそ、沙耶香とかならできるかもしれねーけど

あの程度の女じゃ長くは続かない。

アイドルなんてさっさとやめて

さっさと結婚しちゃえばママタレとかで

売る可能性がないわけでもないけど

ママタレも激戦で、よっぽど飛び抜けてないと

注目はされないだろうな。

とりあえずデビューで一発売れたら

あいつらは十分だな、ってレベル。」


「へぇー…」


「俺はずっとあいつらを見てきたし

可能性があったらもっと早くデビューさせてた。

吉田夏音だって、やっていけるなら

あんなところで切ったりはしない。

正直、この世界をなめてる気がする。

親に甘えて、兄弟に甘えた温室育ちのゆとり世代が

この世界で生きていけんのか

俺には到底考えられない。」


私もゆとり世代だよー、おーい。



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