居場所をください。
「…とりあえず来てくれてありがとな。
今は美鈴いて助かったわ。」
「どういたしまして。」
マンションについた私たちは
一緒にエレベーターに乗り、
一緒に部屋へ入る。
「ちょい久しぶりだな。ここも。」
「そうだね。
ご飯は食べた?」
「食った。」
「そっか、じゃあお風呂は好きに使ってね。」
「あぁ、サンキュ。」
「その間に布団敷いとくし。
あ、弘希細いからこれとか着れそう。」
出したのはサンプルの私のツアTと
ジャージのハーフパンツ。
私にはどちらも大きいけど
弘希なら。
「あー、着れるな。
たぶん。」
「はい、じゃあお風呂行ってらっしゃーい。
洗ってないけど。」
「……はいはい。」