居場所をください。
『美鈴、すべてを隠すように座席に置いたってさ。』
了解。
「ってかさー、みんな
私、さっきとちょっと違わない?」
「へ?」
へ?って。
なにその可愛い反応。
「あ!
あの大量のブレスレットない!」
「そう!せいかーい!
さすが亜美ちゃん!
あのブレスレットねー、
実はみんなにプレゼントしようと思って
手首から外したの。」
「え!プレゼント!?
聞いてない!」
「二人には言ってないもん。
二階のこのボールが絶対届かないエリアの方々!
もう席に置いたからさ、探してみてー?」
私がそういうと
2階席が騒がしくなった。
「えぇ!?いつのまに!?」
「そのプレゼントは
この私たちがつけてるブレスレットと
一緒のデザインなの?」
「もちろん!
だって物販で買ってるもん。
でもサインとメッセージ付きだよー!
みんな見つけられたかな~?」