居場所をください。
それから私も食べ終わり
ダンサーたちと仲良くおしゃべりをして、
長曽我部さんと仕事へ向かった。
「長曽我部さんどこ行ってたの?」
「飯。
仕事の話がてらな。」
「誰と?」
「社長。」
「ふーん、そっか。」
「あ、明日美容院あるから。」
「うん、佐藤さんから聞いたよ。
早く頭軽くしたいよー。」
「夏フェスはどうすんの?
ショートで出る?」
「んー、まぁショートでいっか。
1日だけだしね。
前髪、またぱっつんにしていい?」
「いいよ。
前の髪型かなり好評だったしな。」
よかった。
前髪ぱっつんの金髪ちょっとハマったし。
前髪軽くしてもらおう。
「ってか原作どう?」
「ちょいちょい泣けるね。
続きが気になるけど、貴也が嫌がるから
貴也がいるとあんまり読めないんだよね。」
「ガキか、あいつは。」