居場所をください。
数時間後ー
「よし、これで準備万端だね!」
「あとは荷造りだけだな。」
車に買ったものを乗せ、
私たちはご飯のためにまた移動をする。
「ったく、必要なものはわからないし
人がすげー集まってくるし
SNsにもめっちゃかかれてるし
すげー疲れたわ。」
「本当、長曽我部さんに来てもらって
正解だったね。」
「美鈴、勝手に写真とられると
すぐ機嫌悪くなるもんな。」
「貴也はならないの?」
「もう慣れた。」
えー、すごいね。
私ももう慣れてくるのかな。
「で、どこ行くんだよ。」
「今日は長曽我部さんに付き合ってもらったから
長曽我部さんの行きたいところでいいよ。
今日は珍しく私たちおごるしね。」
「へー、じゃあすっげー高いところに」
「俺まだそんな稼ぎないから
美鈴が出すよな?」
「えぇ!私だけ?」
「稼いでるんだからケチケチするなよ。」
……貴也だって絶対稼いでるよ。
戻ってきて3ヶ月…あ、そろそろ
ギャラが来るのか。
ってことは…本当にお金ないのかな。
「貴也はすでに美鈴より稼いでるけどな。」
「もらってんじゃん!
割り勘だからね!」
「……お前らは友達か。」
そういえば割り勘ってないや。
いっつも長曽我部さんと貴也に
おごってもらってるもんなぁ…