居場所をください。
「じゃあ俺、最近行ってなかったんだけど
久しぶりに行きたいところあるんだけど
そこでいいか?」
「うん!いいよ!」
「じゃあ行くな。」
長曽我部さんはそういって
車を走らせた。
郊外はあんまり来ないから
窓からの景色も新鮮。
「あ、そうだ。
明日は舞台挨拶だから
二人揃って行けよ?
佐藤が迎えいくから。
10時入りだからたぶん8時過ぎには
迎えいくと思うけど
まぁたぶん連絡入るだろ。」
「長曽我部さんは?来ないの?」
「俺もいくよ。
12時からスタートだし、11時には行く。」
ふーん、よかった。
「明日、美鈴は夜まで仕事があるけど
貴也はそのあと稽古終わったら空きだし
荷造りしとけよ。」
「はい。」
「空港まではどうすんの?」
「俺の車でいく予定ですけど
長曽我部さんが送ってくれるなら
全然そっちでもいいですよ。」
「送りはいいけど迎えは行けねーし
無理だな。」
「長曽我部さんも休みになるんでしょ?
弘希と出掛けたりするの?」
「さぁ?まだ未定。
ただ平日はあいつも学校だしな。」
ふーん…
でもきっとご飯くらいは行くんだろうな。
前に3人で会ってたしね……