居場所をください。
そのあと元の服に着替えて、
私は貴也と佐藤さんと映画館を出て
ご飯へと向かった。
「最近佐藤さんとご飯の回数が増えたよね。」
「は?そんな一緒に飯くってんの?」
「まぁ増えたって言っても
以前よりってだけで、
実際はまだ10回もないけどね。」
「あぁ、そういうこと。」
「ふふ、貴也ってさ
本当にすぐ妬くよね。」
「別に妬いてねーよ。」
「妬いてるよ。」
「妬いてねー。」
「はいはい、もういいからどれにするの。
時間ないんだからさっさと決める。」
「はーい。
私このうどん。」
「俺こっち。」
「なんだ、決まってたなら先言ってよね。」
………なんていうか
佐藤さんって私たちのお世話係だね…
私たちってやっぱまだ子供なんだなー。
「美鈴ってうどん好きだよな。」
「んー、まぁそうかも。
基本的に麺類が好き。」
「はいはい、店員呼ぶから二人とも眼鏡する。」
「はーい。」