居場所をください。



「アイドルなんですけど、

MVが全然着飾ってないんです。

顔を全然作ってなくて。

なのに本当にみんな可愛くて

とくにセンターで、私の友達の

夏音がめっちゃ可愛いんで。

沖野さんも絶対チェックしてください。」


「わかった、美鈴ちゃんが

そこまで言うならすぐチェックする。

お友達なんだ?」


「はい、私が一高時代の。

一高で最初の友達なんです。

………きっと、彼女が一番

歌手じゃない私を好きでいてくれているんです。」


私が歌手になんかならなかったら…

きっと夏音が私から離れることはなかった。

そんな気がするから。


「それに、彼女たちのマネージャーさんが

私がデビューしたときのマネージャーさんなんです。

別の仕事をしなきゃですぐ私から外されましたけど…

そのマネージャーさんのためにも

彼女たちには売れてほしいんです。

って、なんかすっごい上から目線ですけど

でも私は彼女たちの歌が好きなので。

悩んでるときはぜひラブダイナマイトを。」



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