居場所をください。



結局そのあと、宣伝用Vを撮り、

収録を終えた。


「ちゃっかり宣伝してたな。」


「………嫌われててもさ

私は好きなんだから、仕方ないよね。」


楽屋へ戻った私に、長曽我部さんが言った。

そんな長曽我部さんの表情はにこやかで

とりあえず怒られなくて安心。


「よし、帰ろっかな。

沖野さんとこ挨拶行く~。」


「はいはい。」


私はそれから沖野さんの楽屋に寄り…


「お先に失礼します。」


「はーい!お疲れさま。

今度ご飯いこうね!」


「はい、ぜひ。」


沖野さんに挨拶をして、

先に局を出た。


「ふー、これでとりあえず仕事終わりだね。

明日から休みだ~!」


「休み明けたらライブの練習だから。

しっかり休めよ。」


「はーい。

長曽我部さんもずっと休み?」


「まぁな。

こんな長い休みはもうとれないかもなー。」


「じゃあ長曽我部さんも

しっかり休んできてね。」



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