居場所をください。
━━━━━━━━━━━━━━・・・・
「じゃ、行ってきます。
帰る前に連絡するね。」
「おう、気を付けてな。」
「うん。」
長曽我部さんから到着したと連絡が来て
私は家を出た。
あの日のあのときから長曽我部さんとは
全くあってはいない。
だからなんか今さら会うのが
少し、緊張する。
エレベーターを降り、
仲村さんにまた挨拶をして
メインエントランスを出れば
マンションの目の前に車が一台。
その助手席ドアの前には私の大好きな
「長曽我部さん。」
長曽我部さんが寄りかかっていた。
「おう、行くか。」
「うん。」
私はいつも通り、長曽我部さんの開けてくれた
助手席へと乗り込んだ。
「よく面会の許可おりたね。」
私がそういうと、
「警察なんて縦社会だからな。
上の指示には応じるんだよ。」
予想外の声が後ろから聞こえた。