居場所をください。
『あー、えっと…結城玲音です。
えーと5年前まで美鈴ちゃんと
2年間だけ同じ施設で育ちました…』
や、完全引き気味。
貴也は座ってんのに玲音くんは立ってるもん。
貴也怖いよ。
『……へー
美鈴が好きそうな顔。』
うん、好きだよ。
こういう顔好きなんだよ、私。
っていうか玲音くんのが年上だからね。
なんで貴也はそんな偉そうなんだ。
MCよ、もっと頑張れよ。
「やっぱ美鈴ちゃんは
ハルみたいな顔が好きなんだねー。」
「逆に、こういうイケメンが
私の周りにゴロゴロいて恐ろしいよ。」
「確かに。
しかもこの人は一般人だしね。
これでどっかから声かけられるかもね。
かっこいいし。」
「玲音くんは芸能界には来ないよ。
頭いいもん。もっと安定した職を選ぶよ。」
凛音ちゃんの学費、稼がないとだもんね。