居場所をください。
『では結城さんはこちらに。
えー、結城さんはどうでした?
五十嵐さんが好きだったと気づいていました?』
『や、全然で…』
へぇ…ならよかった。
よかったって言ってもここでバレてるけど。
『ただ、俺の妹が美鈴ちゃんと同い年で
かなり仲が良かったので
部屋にはよく来てたんですけど、
本当にぜんっぜん知らなかったです。
え、本当に俺ですか?
美鈴ちゃん、同い年の男子の方が
仲良かったと思いますよ?』
おーい。それ和也だよー。
全然好きじゃないよー。
『……そいつは違うと思うけど。』
うん、貴也は知ってるよね。
散々だったよね。
『ちなみに結城さん
今彼女は…?』
……なんだそれ。
きいてどうするんだ。
私は今貴也と付き合ってますけど。
同棲までしてますけど。
『……昨日、フラれたばっかなんですけど。』
しかもなんつータイミングで聞いてんだ…
『おー!そうなんですか!』
いや、喜ぶところじゃない。絶対。
さすがにこれは貴也もMCを
呆れた顔で見てるよ。うん。