居場所をください。




そして翌日ー


「お疲れさまでした~。」


仕事を終えた私は夏音と待ち合わせした

会社の近くのいつもの喫茶店に向かっていた。


写メ送ったし、わかるよね?

この外観でも…。


不安になりつつ、私はお店に入った。


「いらっしゃい。」


「……………え?誠くん?なんで?」


いつものマスターの位置に

貴也の幼馴染みの宝井誠くんがいた。


「ここ、俺の親父の店なんだよね~。」


「あー!そうか、見たことあると思った…。」


「まさか美鈴ちゃんもここの常連だなんてな。」


私がお店に入ると

そこには貴也と赤堀さんもいた。


「こんにちは、五十嵐さん。」


「赤堀さん…こんにちは。」


私は二人が見えないように

カウンターに座った。


「……………誠くんがいれてくれるの?」


「なに、不安?」


「……………じゃあコーヒーで…。」


< 592 / 4,523 >

この作品をシェア

pagetop