居場所をください。
そして翌日ー
「お疲れさまでした~。」
仕事を終えた私は夏音と待ち合わせした
会社の近くのいつもの喫茶店に向かっていた。
写メ送ったし、わかるよね?
この外観でも…。
不安になりつつ、私はお店に入った。
「いらっしゃい。」
「……………え?誠くん?なんで?」
いつものマスターの位置に
貴也の幼馴染みの宝井誠くんがいた。
「ここ、俺の親父の店なんだよね~。」
「あー!そうか、見たことあると思った…。」
「まさか美鈴ちゃんもここの常連だなんてな。」
私がお店に入ると
そこには貴也と赤堀さんもいた。
「こんにちは、五十嵐さん。」
「赤堀さん…こんにちは。」
私は二人が見えないように
カウンターに座った。
「……………誠くんがいれてくれるの?」
「なに、不安?」
「……………じゃあコーヒーで…。」