30日間の彼女


その日。目が覚め時計を見ると12時すぎだった。
いつもはももが起こしてくれるのに。
「もも。なんで起こしてくれなかったんだよ。会社大遅刻だよ。ってあれもも?どこだよ。」


隣のベッドにもいないし台所にもいない。


しばらく家を探しているとももは浴室に倒れていた。


「ももっ…。どうした?大丈夫か?」


ももの体を揺するとももはむくっと起きた。
< 21 / 25 >

この作品をシェア

pagetop