未来が見えない『Previously invisible』
皆は、本当に良かった
と、思っていた。

すると、真さんが
月紫とほのかを連れて来た。

月紫は、
「ママっ‥‥ママっ‥‥」
って、ベットに這い上がり抱きついた。
琴音は、
「ごめんね、沢山心配かけて。
ほのかと幼稚園ちゃんと
行ったんだね。
お利口だね。」

「うん、ほのかママもパパも
優しいし
おじいちゃま、おばあちゃまも
優しいし、樹パパも優しいから
楽しかったよ。」
と、言った。

「本当に、由依、真さん
ありがとうございます。
そして、ほのか、本当にありがとう。
沢山、心配かけて
ごめんなさい。」
と、言うと

真さんが
「良かったね、琴音ちゃん。
ほのかは、月紫ちゃんと
いれて、嬉しかったんだよね。」
と、言ってくれた。
すると、ほのかが、
「うん、月紫ママ。
また、月紫、ほのかのとこに
くる?」
「うん、行くね。
おばちゃんが、よくなったら
ほのかも来てね。」
「うん!!
お父様、ほのか
月紫のとこ行って大丈夫?」
「ああ、いいよ。」
と、言うと
月紫とほのかは、二人で
喜んでいた。

皆は、そんな二人を見て
微笑んでいた。

蓮さんと由依さん一家は、
しばらくいて、帰って行った。

院長夫妻も月紫を
連れて帰った。

月紫は、
「ママ、また来るね。
樹パパ、ママ、おやすみなさい。」
と、言った。

たっくんも
「姉さん、まだ、意識回復した
ばかりだから、ゆっくりしてね
じゃ、お羲兄さん、お願いします。」
と、言って出ていた。

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