未来が見えない『Previously invisible』
樹は、リビングに戻り
今度は、私を運んだ。
急に抱き上げられ
「きゃっ」
「琴音、ちゃんと掴まっていて。」
と、言われ
ベットに、そっと下ろされた。

樹に沢山キスをされて
身体中を愛撫されて
フワフワとした感覚のときに
いきなり‥‥樹が入ってきて
「ウッ‥‥ツゥ‥ウウン‥‥」
「はっ‥ことねっ‥‥たまっ‥ら··な‥い‥」
樹は、何度も
琴音、琴音、と名前を呼びながら
腰を打ち付けて‥‥‥
「アン‥‥いつきっ‥‥もぅ‥っ‥」
「ああ‥‥いっ‥‥しょ‥にっ‥」
と、二人でいったが‥‥

俺は、そのまま
琴音の中から出ずにいた。
繋げたまま抱き締めあって。

琴音は、そのまま眠りについたが
俺は、不安で琴音から
中々、出れずに繋がったまま眠った。

次の朝、
準備をして、空港に向かった。
たぶん、マスコミが動くから
家での見送りにした。

琴音と月紫は、
由依ちゃんが、迎えにきて
渡瀬に連れて行ってくれた。

月紫は、琴音が心配だから
幼稚園は、休むときかなかったから
月紫の思うように
するようにした。

琴音と離れて
空港についてから
もう、琴音の顔が見たい
電話すると

「樹?どうしたの?」
「琴音の声、聞きたくなって。」
「うふふっ、そうなの?
本当は、心配だったのでしょう。」
「いや、俺がもう、
琴音に会いたくて。」
「クスッ、私も。
樹、向こうには、綺麗な人が
多いけど浮気しないでよ。
女の人を見てもだめ。」
「あはは、わかった。
でも、琴音しか愛せないから
心配ない。」
と、言って電話を切った。

俺の会社の人間は、びっくりした顔を
していたから
「なに?」
「あ~いや、樹さんも
そんな顔、そんな話し方するんだな。
と、思って。」
と、言われたから

「ああ、嫁と娘限定だ。」
「会わせてくださいよ。」
「無理。」
「即答ですか。」
「ああ。」
と、話しながら搭乗した。
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