運命の少女と悪魔の少年の学園物語
「そいや、藍井くん私を探してたんでしょ。何で?」
「ん?ああ、神鳥さんにいろいろ案内しないといけないし。」
「頼んでないよ?」
「そうだっけ、まぁいいじゃん。」
「そだね!あ、入り口!」
見つからなかった入り口が見つかった。
これで帰れる‼
「ふぉぉーーー!生還できたのね‼ありがとう藍井くん!」
「あ、あはは…」
藍井くんの手を握りぶんぶん上下に振る。藍井くんが辛そうなのは無視!
「あ」
「?神鳥さん?どうしたの?」
「先輩との約束忘れていた‼」
「え、何それ。」
「近付くな‼これ以上近づくなよ、何されるか分からないご時世だからね‼」
「え、頑なに守ってんの。」
「当たり前!約束は守るものだよ!」
「なんていい子な。」
守るものだよ!いい子関係ないよ!やっぱり藍井くんが悪魔に見えてきたよ!
「藍井くんはたまに悪魔だね。」
「え、そんなつもりはなかったけど。」
「うん、可愛い天使が舞い降りたと思ったら実は腹黒悪魔だった、的な人だよ。流石だね。」
「何が流石なの?」
それから藍井くんと他愛もない話をした。
「神鳥さん、こっち。」
少し進んだところで藍井くんが体育館に向かった。私はついていった。
「ここは練習場だよ。」
「へぇ~、って!」
目の前に広がっているのは…
人と怪物
人と人
怪物と怪物
がなんか戦っている光景だった。
「あ、藍井くん…?」
「神威学園は魔法みたいなのが存在する。そして人それぞれ持つ能力が違うんだ。」
ほー、なるほど…
じゃない‼
「藍井くん、どーゆーこと!」
「見ればわかるし、すぐになれるよ。」
「初めて見る人には刺激が強すぎる光景だよ!ちゃんと説明して?!」
「まぁ、そのうちわかるって。」
ちゃんと教えてくれないし、何かしら濁すし、もう意味がわからん。
「そーですかそーですか。藍井湊太様は忙しくて最初から説明するのがお嫌いなのですね‼
分かりましたよ!自己解決しますから。」
ええい、もうやけだ!やっぱり悪魔だね‼
「神鳥さん。」
「何です?!(キレぎみ)」
すると藍井くんの顔がずいっと近づいてきた。
近い‼
「様呼びするなっていったよね?」
「な…!藍井くんがちゃんと説明してくれないからでしょ?!」
「…じゃあ、ちゃんと説明したらやめてくれるの?」
「さあね!藍井くん次第です!」
「…ふーん。」
すると藍井くんの顔がさらに近づいてきた。
可愛い顔が間近にある。
「ね、ちゃんと教えるから。やめてくれるかな?」
上目遣い。破壊力は相当なもの。
「…っ!!!わ、分かったから‼もうしないからっ!!!だ、だから…」
「だから…?」
うう、いつの間にか藍井くんのペースに飲み込まれてる…
「その、か、顔…近いです…」
「え?」
たぶん今の私はすごく赤い。ゆでダコみたいに赤いだろう。
「…ぷ。」
「えぇ?!」
わ、笑われた?!
「真っ赤」
「あ、藍井くんのせいだから‼」
「ん?ああ、神鳥さんにいろいろ案内しないといけないし。」
「頼んでないよ?」
「そうだっけ、まぁいいじゃん。」
「そだね!あ、入り口!」
見つからなかった入り口が見つかった。
これで帰れる‼
「ふぉぉーーー!生還できたのね‼ありがとう藍井くん!」
「あ、あはは…」
藍井くんの手を握りぶんぶん上下に振る。藍井くんが辛そうなのは無視!
「あ」
「?神鳥さん?どうしたの?」
「先輩との約束忘れていた‼」
「え、何それ。」
「近付くな‼これ以上近づくなよ、何されるか分からないご時世だからね‼」
「え、頑なに守ってんの。」
「当たり前!約束は守るものだよ!」
「なんていい子な。」
守るものだよ!いい子関係ないよ!やっぱり藍井くんが悪魔に見えてきたよ!
「藍井くんはたまに悪魔だね。」
「え、そんなつもりはなかったけど。」
「うん、可愛い天使が舞い降りたと思ったら実は腹黒悪魔だった、的な人だよ。流石だね。」
「何が流石なの?」
それから藍井くんと他愛もない話をした。
「神鳥さん、こっち。」
少し進んだところで藍井くんが体育館に向かった。私はついていった。
「ここは練習場だよ。」
「へぇ~、って!」
目の前に広がっているのは…
人と怪物
人と人
怪物と怪物
がなんか戦っている光景だった。
「あ、藍井くん…?」
「神威学園は魔法みたいなのが存在する。そして人それぞれ持つ能力が違うんだ。」
ほー、なるほど…
じゃない‼
「藍井くん、どーゆーこと!」
「見ればわかるし、すぐになれるよ。」
「初めて見る人には刺激が強すぎる光景だよ!ちゃんと説明して?!」
「まぁ、そのうちわかるって。」
ちゃんと教えてくれないし、何かしら濁すし、もう意味がわからん。
「そーですかそーですか。藍井湊太様は忙しくて最初から説明するのがお嫌いなのですね‼
分かりましたよ!自己解決しますから。」
ええい、もうやけだ!やっぱり悪魔だね‼
「神鳥さん。」
「何です?!(キレぎみ)」
すると藍井くんの顔がずいっと近づいてきた。
近い‼
「様呼びするなっていったよね?」
「な…!藍井くんがちゃんと説明してくれないからでしょ?!」
「…じゃあ、ちゃんと説明したらやめてくれるの?」
「さあね!藍井くん次第です!」
「…ふーん。」
すると藍井くんの顔がさらに近づいてきた。
可愛い顔が間近にある。
「ね、ちゃんと教えるから。やめてくれるかな?」
上目遣い。破壊力は相当なもの。
「…っ!!!わ、分かったから‼もうしないからっ!!!だ、だから…」
「だから…?」
うう、いつの間にか藍井くんのペースに飲み込まれてる…
「その、か、顔…近いです…」
「え?」
たぶん今の私はすごく赤い。ゆでダコみたいに赤いだろう。
「…ぷ。」
「えぇ?!」
わ、笑われた?!
「真っ赤」
「あ、藍井くんのせいだから‼」