天才研修医と指導医
凜「ゲホゲホゲホ…ゲホゲホゲホ…」
寛人「入るぞ?咳が出てきたな…」
凜「苦し…」
寛人「喘鳴聴こえるじゃん!もう喋んな。誰か!気管支拡張剤持ってきて!!」
凜「もう…大…丈夫です…ハアハア…ゲホゲホゲホ…」
寛人「喋んな。もうすぐ吸入来るから。指出して。…SpO2…91%。苦しかっただろ?誰か呼べば良かったのに…」
凜「ハアハア…」
寛人「おい、深呼吸だ。吸って…吐いて……… 意識飛ばすなよ?」
ナース「持ってきました!上野先生!大丈夫ですか?!」
寛人「おうありがとうな。ほら吸って。」
凜「…ゲホゲホゲホ…ゲホゲホゲホ…」(離す)
寛人「ほらちゃんと吸え。」
凜「や…苦し…ゲホゲホゲホ…」
寛人「吸わなきゃ良くならないだろ。」(押し付ける)
凜「ぃや!!ゲホゲホゲホ…ゲホゲホゲホ…ゲホゲホゲホゲホゲホゲホ…」
寛人「もうちょっとだから…頑張れ!」
凜「ハアハアハアハア…ゲホゲホゲホ…」
寛人「大体収まったな…無理矢理やって悪かったな?」
凜「いえ…すみません…」
寛人「一応、呼吸音聴いておきたいんだけど。」
凜「はい…」
寛人「吸って…吐いて…もう一回。…ん。大丈夫だな。」
凜「…」(ベッド倒れこむ)
寛人「疲れたか?」
凜「はあ…」
寛人「熱は少しは下がったな。今日はもう帰るか?」
凜「ええと…今何時ですか?」
寛人「11時過ぎ。」
凜「そうですか…」
寛人「まあもう少し病院にいてもいいけどな…安心だし。じゃあ仮眠室行って寝ときな?」
凜「はい…ここ診察室ですもんね…」
寛人「立てるか?」
凜「はい…多分…」
寛人「よし。行くぞ?」
凜「すみません…迷惑かけて…」
寛人「気にすんな。ちゃんと布団掛けろよ?」
凜「はい。」
寛人「また何かあったら呼んで。」