婚約者は高校生
なるほどな。
仮の婚約者の件がなくても彼女は会社に来たということか。
だが仮の婚約者になってやるための条件を満たす期間は2週間。
それまでに条件を満たさなければ俺は彼女を相手にすることはない。
彼女の脚には興味があるが、彼女自身に興味がないからな。
いくら会社にいようともその期間を越えれば関係がなくなる、か。
理想の脚を手放すことになるのは惜しいが、そのために自由を奪われたくはない。
「…わかった。じゃあこれから俺を知っていくといい。でも期間内に条件を満たせなければ俺は婚約者にはならない」
「わかっています」
「あと、ここは会社だ。アルバイトとして来ている以上、特別扱いはしないからな」
「はい」
のぞむところです、と言わんばかりに彼女は不敵に微笑んだ。