婚約者は高校生
ああ、はいはい。
早く行きましょうって言いたいのか?
わかったよ、今断るからー
…と思った矢先。
「お兄ちゃん!!」
……は?え、今なんて?
彼女の口から出た言葉に俺は一瞬停止した。
「早く行かなきゃ、イルカショーが始まっちゃうよ!!」
「え?…そうだったか?」
彼女の勢いに押されて俺はつい反射的に返事をした。
行こうとしていた水族館にイルカショーなんてなかったはず、ということが一瞬頭をよぎったが、まあそれはどうでもいい。
それより彼女が俺を「お兄ちゃん」と呼んだことだ。
なぜ彼氏だと言わない。
少し混乱気味の俺の腕を彼女はぐいぐいと引っ張る。
「早く早く!!時間がないよ!!」
…そんなことより女の子たちから逃げるのが先か。
俺は周りに立つ女の子たちに軽く会釈をする。
「…じゃあ、悪いけど急ぐから」
何か言いたげな女の子たちの間を彼女に強引に引っ張り出されるようにして俺はその場を後にした。
早く行きましょうって言いたいのか?
わかったよ、今断るからー
…と思った矢先。
「お兄ちゃん!!」
……は?え、今なんて?
彼女の口から出た言葉に俺は一瞬停止した。
「早く行かなきゃ、イルカショーが始まっちゃうよ!!」
「え?…そうだったか?」
彼女の勢いに押されて俺はつい反射的に返事をした。
行こうとしていた水族館にイルカショーなんてなかったはず、ということが一瞬頭をよぎったが、まあそれはどうでもいい。
それより彼女が俺を「お兄ちゃん」と呼んだことだ。
なぜ彼氏だと言わない。
少し混乱気味の俺の腕を彼女はぐいぐいと引っ張る。
「早く早く!!時間がないよ!!」
…そんなことより女の子たちから逃げるのが先か。
俺は周りに立つ女の子たちに軽く会釈をする。
「…じゃあ、悪いけど急ぐから」
何か言いたげな女の子たちの間を彼女に強引に引っ張り出されるようにして俺はその場を後にした。