魅惑な彼の策略にはまりました
「わかったから、ほらアネラ、マネージャーさん外で待ってるぞ」


私の怒気を感じたのか、宗十郎がアネラを促し、背を押しながらスタッフルームを出ていく。
台風一過がいなくなり、スタッフルームの空気がようやく濃くなった。
動向を見守っていた育江が興奮気味に話しかけてくる。


「四季さ~ん!やっぱり、あの二人、デキてますよ~」


「そうかな。どっちかっていうとアネラが押せ押せな感じじゃない?」


否定的に答えながら、頭の中では思う。一回か二回はベッドを共にしてる可能性は大であると。

まあ、いいや。
そのへん、丸々私には関係ないのよ。

私はできた資料をメールで社長と幹部あてに送る。
さてと、明日は本社で会議なわけだから、そっちの資料も作っとかなきゃ。




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