野良猫は膝の上で眠る
倉庫

すずside

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「……ん」

「あっ起きた」

状況がよくわからない。なんで私寝てたんだろ。それにここはどこだ。

何故か座っているはるに横抱きにされながら寝てたみたいだし。

それに綾とか快翔とか時也の視線が痛いような。

「すずあの後寝ちゃったんだけど覚えてない?」

私の顔を見て何を思っているかわかったらしい。

そう言われて思い出した。
はるに耳をふさがれて、うとうとしてしまった気がする。

まさかそのまま寝てたのか。


「ごめんなさい」

「ん?むしろ可愛かった」

はるはあまあまだな。

てそうじゃない。
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