野良猫は膝の上で眠る

「ここって何処?」

「えっとね」

それからはるに説明してもらうと、ここは星叶の倉庫のそのさらに2階にある幹部室らしい。

「ねぇそれって私入っちゃダメだよね。」

はるを見上げて聞いてみる。

「うーん。でも姫になってくれるからいいでしょ?」

「えっそうなの?私誰かの彼女でもないのになれるの?」



「ん?待ってください。付き合ってないんですか?」


そこで口を挟んだのは時也だった。

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