好きにさせて
「はあ〜??何なの?」
怒りを含む声色が頭上でする。
意を決して、わたしは顔を上げた。
「わたしは…わたしはこのままでいいの!もう終わってる!そんなチョコなんて知らないしバレンタインなんか男のことなんか知らないっっ!!!わたしの気持ちはわたしがよく知ってる!だからこれでいいの!!!わたしの想いをここにある!そのチョコは自分で食べるの!!もういいよ、返して!!」
わたしは自分の手を胸にあてて、声を張った。
「さく、らって…〜~っ!!!ああ、もう!!もういい!そうですか!だったらアタシらが彼にこれ渡してくる!ちゃんとさくらからって伝えてやる!!!」
「はあ?なんでよ?勝手なことすんな!」
「さくらの分からずや!!ほんっっとうにこんな別れのままでいいと思ってんの?バッカじゃないの???」
「そうだよ!わたしがいいって言ってるんだからいいの!まじでチョコ返せ!!」
「ふざけんな!さくらっち素直になれよ!心の底からそんなこと言えんのか?!」
「言えるから言ってんの!!わたしの中にもう元カレのことなんか無いんだってば!!相手もわたしのことなんか気にもとめてないよ!!!!」
「あ〜!!!!!もう!マジでウチらが渡してくる!!」
「あ、おい!やめろって!本当にやめろよ!!!!」
くっっそ!!!!!!
本当に余計なことしないでくれませんか!!!