母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
 ミキちゃんて、大学の英文科を出て、
普通に外資系の製薬会社に就職して、
5年働いた後、こっちに来たんだって。

 もともと英語に興味があったから、
大学は英文科に行ったんだけど、
外資系の製薬会社に就職した時に、
あまりに、英語が使えなくて、
一念発起して、お金を貯めて、
海外英語留学したんだって。

 外資系の製薬会社だからって、
英語が話せないといけない訳じゃなくて、
もちろん、日本法人だから、
99%は日本語で話す。

 でも、本社から重役が来たときとか、
海外の取引先に連絡する時は、もちろん英語。

 もちろん専門の部署があるんだけど、
ちょっとした会話や、電話の取次なんて、
いちいちそんなところに電話を回してたら、
怒られちゃうから、そんなちょっとした英会話は、
できると便利だった。

 それでも、ほとんどの人は、
電話をとった瞬間、

「誰か~、相手外人!」

なんて、感じだった。

 そこで、会社終わりに英会話に通ってみたら、
ちょっと自信がついて、会社で電話をとった時、
思い切って話してみたら、

「通じた!」

この時の感動は、2年以上経った今でも、
鮮明に思い出せるって。

 それから、しばらく仕事しながら、
英会話に通っていたけど、
どうしても本格的に勉強したくて、
今に至るって。

 それがどうして、ジョンと結婚?
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