母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
 なにを言ってるんだい、僕はみきのそばから離れないよ!
それに、ミキのためならどんなことでもするよ!」

そこでミキちゃん、 初めて

「ん?なんか違うぞ?」って気がついた!

やっぱり天然だよね。
いくら学校から言われたって、
1ヶ月も常にそばから離れないで、
細々世話を焼いてくれるなんて、
普通なら一週間くらいで、気がつくじゃない?

そうじゃなくても、

もしかしたら、ストーカー?

なんて思っちゃったりして、
むしろ怖くなっちゃったりするよね?

 たしかにジョンは背は高いし(190cmくらい)、
黒髪ブルーアイのちょーイケメン。

 しかも、テニスプレーヤーのスポーツマン。
学校もテニスの特待生で他の州から来てるんだって。
 で、今年卒業したら、プロになることが決まってるって、
ちょ~エリート。

 そんな人だから、アメリカ人だって、
狙ってる人はたくさんいたと思うよ?

 なのに、一ヶ月もべったり隣りにいたのに、
その理由に気が付かないミキちゃんて、
やっぱり天然だよね。

 それが、

「ミキのそばから離れないよ!」

って聞いて初めて、

「あ!もしかしたらこの人、アピールしてる?」

なんて、おそ! 遅いよね~
でも、ジョンはそんなところが気に入ったのかもね。

 しかも、

「ジョンはもしかして、私のことが好きなの?」

って、聞いちゃったんだって!

 聞いてて私のほうが、恥ずかしくなっちゃった。
そしたらジョンは、

 ”Of course, Please marry me?”
 「もちろんだよ、僕と結婚してくれないか?」

って、こっちもストレートに質問で返したって。

 で、なんとそれまでジョンのことを、
”ただのいい人”ってしか見てなかったミキちゃんの返事は、
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