母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
急に、「中華じゃなくて日本食?」なんて
言ってる自分が、恥ずかしくなった。
〈私がアメリカに来たのは、観光のためじゃない!〉
私は発作的にミチ君へ、
「ここで降ろして!」
って、ちょっと強い口調で、お願いした。
ミチ君は、私のうちまで迎えに来てもらったから、
もちろん私の家は知ってて、
「いや、もう夜遅いし、ここで降ろしたら、
家に帰れないんで、ダメだよ」
って、言って車を停めることはしなかった。
私も、そう言われたら、確かにそうだと思って、
乗せてもらったこともあるし、素直に納得した。
そのまま、あさひを車の窓越しに見てたら、
あさひが、後から出てきたブロンドの綺麗なおねーさんの
腰を抱いて、何か話しているのが見えた。
〈あ! あれってアメリカ人の彼女かな?〉
それを見た時、体中の力が抜け、
なんだか、思わず視線を下に向けてしまった。
「は~~~」
自分では意識してなかったけど、
まわりが驚くくらい、大きな、深いため息をついてたらしく
寧子が心配そうに、
「どうしたの?」
って、聞いてきた。
私は、ため息を付いたことに気が付かなかったから、
寧子の”どうしたの?”って言葉に驚いた。
「え?私なんかした?」
私は寧子の言葉に驚いて、逆に質問すると、
「なんだか心配になるくらい、深いため息をついてたから・・・」
って、寧子が言った。
その時、私はあさひが好きで、
頭から離れないことを、自覚した。
「Ash が好き」
そう小声でつぶやいてみたけど、
その声は車の音と、みんなのおしゃべりで、
寧子の耳には届かなかったみたい。
「何?」
寧子がもう一度、聞いてきたけど、
二回目の答えは、
「大丈夫、なんでもないよ」
言ってる自分が、恥ずかしくなった。
〈私がアメリカに来たのは、観光のためじゃない!〉
私は発作的にミチ君へ、
「ここで降ろして!」
って、ちょっと強い口調で、お願いした。
ミチ君は、私のうちまで迎えに来てもらったから、
もちろん私の家は知ってて、
「いや、もう夜遅いし、ここで降ろしたら、
家に帰れないんで、ダメだよ」
って、言って車を停めることはしなかった。
私も、そう言われたら、確かにそうだと思って、
乗せてもらったこともあるし、素直に納得した。
そのまま、あさひを車の窓越しに見てたら、
あさひが、後から出てきたブロンドの綺麗なおねーさんの
腰を抱いて、何か話しているのが見えた。
〈あ! あれってアメリカ人の彼女かな?〉
それを見た時、体中の力が抜け、
なんだか、思わず視線を下に向けてしまった。
「は~~~」
自分では意識してなかったけど、
まわりが驚くくらい、大きな、深いため息をついてたらしく
寧子が心配そうに、
「どうしたの?」
って、聞いてきた。
私は、ため息を付いたことに気が付かなかったから、
寧子の”どうしたの?”って言葉に驚いた。
「え?私なんかした?」
私は寧子の言葉に驚いて、逆に質問すると、
「なんだか心配になるくらい、深いため息をついてたから・・・」
って、寧子が言った。
その時、私はあさひが好きで、
頭から離れないことを、自覚した。
「Ash が好き」
そう小声でつぶやいてみたけど、
その声は車の音と、みんなのおしゃべりで、
寧子の耳には届かなかったみたい。
「何?」
寧子がもう一度、聞いてきたけど、
二回目の答えは、
「大丈夫、なんでもないよ」