お願いだから、つかまえて
「修吾っ…」
「理紗は俺のものだろ、なあ?!」
「痛っ…」
何もかも乱暴だった。
零れた胸を掴むのも、肩を押さえつけるのも、脚をこじ開けるのも。
こんなことは一度だって無かった。
逃げるつもりはなくても、あちこちの痛みに咄嗟に耐えられず、身をよじると、それすら許さないというように押さえつけられた。
いい加減、顔を歪ませる私を見たくなかったのだろう。
修吾は苛立ちに任せて私の身体をうつ伏せになるように反転させ、軽々と私の腰を持ち上げ浮かせると、一気に貫いた。
焼けるように熱い痛みに、喉から悲鳴が走った。
それでも修吾は全く手を緩めない。
全部、自分が悪い。
そんなことはわかっていた。
だけど、どうして今日なんだろう。
一番大事な親友の、今までで一番幸せな日を最後まで祝えないで、どうしてこんなことをしているんだろう。
一番大事な親友が、一番大事な人と結ばれて笑い合っている日に、どうして私は、一番大事なはずの人に、こんなことをされているんだろう。
全部、自分が悪い。
これは、罰なのかな。
だけど、修吾も明日になれば、死ぬほど後悔する。
痛いのか、哀しいのか、悔しいのか。
どうしても我慢できずに涙が零れて、せめてそれだけは修吾が見えなければいいと思って、歯を食いしばり、枕に顔を埋めた。
修吾はいつまでも、言葉より遥かに雄弁に私を責め、詰り続ける。
悲鳴と涙を枕に染み込ませて、私は終わるのをただ待っている。