地獄少年~麗~
そして・・・・・・・・・・・。
「『麗』!!俺様のペット!!」

「にいちゃん・・・・」

『麗』のお兄さんは私の背中についている変な物を取ってくれた。
「それは・・・なんです・・・か?」

私は恐れながら聞いた。
「これは『地獄の蛇』だよ? 
 君は・・人間!?」

「はぁ・・・・・・・」

私はとりあえず返事をした。

「可愛いね!!うん!!
 『麗』!!やるじゃないか」
何なの?この人は!!

『麗』とは性格が反対。

「『麗』!!この子とは結婚するのか?」
「は・・・?」
「そうか・・するのか!!
 父上と母上に報告してくるぞ!!」

「にいちゃん・・・・・・
 違うって・・・・・」
『麗』がそう言った頃にはもうお兄さんの姿は見えなかった。
< 29 / 32 >

この作品をシェア

pagetop