年下くんの電撃求愛
「ご、ごめん……」
「殺す気ですか」
「ころ……、いや、ごめん……」
「なんで熱出してるんですか本河さん」
「えっ」
「今俺、すっげーあなたとしたいです」
あられもない本音だ。
包み隠さない俺の言葉に、本河さんの顔が、これ以上なく赤く染まる。
さわりたい。入りたい。もうめちゃくちゃに乱してしまい。
でも、本当にそんなことになったら、俺の方が震えてしまうかもしれない。
乱れた髪に、洋服の皺。化粧の滲んだ目元。全部がかわいい。
もう、末期だ。
衝動をおさえたくて、気持ちを伝えたくて、どうしようもなくて。たくさん、数えきれないほどのキスを落とした。
ほおに、目尻に、鎖骨に、くちびるに。
余すところがないように。本河さんを、取りこぼさないように。
「……もうずっと、俺のでいて」
とめどないキスの雨の合間、こぼしてしまった、そんな、独りよがりな、独占の言葉。
そしたら本河さんは、浮かされた俺を見上げて、「うん……っ、」とぎこちなくうなずいて、肩にぎゅっと力を入れて。
「た……っ、鷹野くんのもので、いさせて、ください……っ、」
一生懸命、とても緊張しながら、照れながら言ってくれたから……俺はばかみたいに、泣きそうになった。