俺と結婚しろよ!




「咲良頑張れよ!」




あたしを押す悠真。




「何言ってんの!?

リーダーは悠真でしょ?」



「でも、咲良、玄の知り合いだし!!」



「忘れられてるよ!」



「忘れられてても、咲良なら大丈夫だ!!」




そう言って、あたしを押す悠真の力が強くなった。

そして、あたしはバランスを崩して、Fの楽屋の扉を力いっぱい開いていた。

もちろんノックもせず!


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