あなただけを、愛してる。



「三輪んちって結構会社から近いんだな。」


「うん。結構便利でしょ。」


「残業の時とか泊めてもらおっかな。」


笑って冗談を言う桜井君。


やっぱり、桜井君との時間は楽しいし安心する。


お酒を大量に買って家へとやってきた。


眠気には襲われてたけど桜井君との時間は楽しくて長いこと二人で飲んでた。


「結局、なんで昨日寝れなかったの?」


「え」


「いやなんとなくならいいんだけど、結構悩んでそうだったし。」


桜井君はそっと私の顔を覗き込んだ。


整ってるな…じゃなくて、桜井君はなんて鋭いんだ。


「なんかあるの?」


「…うーん、……」


「いや無理にとは言わないんだけどね、」



 
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