あなただけを、愛してる。
Ⅶ side唯子



あの予想外の告白の日から1週間、
以前とほとんど変わらない日々を過ごしていた。


淡々と仕事をこなし、由奈の惚気を聞いて、毎日が過ぎていく。


でも変わったことがひとつだけ。


それは桜井くんとの距離。


彼は私を好きでいてくれる。
そしてあの日の宣言通り、毎日のように笑いかけてくれる。


積極的なのにかわりはないけどそんなにしつこいという印象も受けず、やっぱり彼は本当にいい人なんだと再確認できた。

そして、そんな彼の気持ちに応えられないことに罪悪感を覚えてた。





そして、肝心の社長は忙しいらしくあの告白の日から連絡は一切ない。


時々社内で見かける彼。


以前と変わらず。




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