無垢なメイドはクールな彼に溺愛される

  ***


――次の日……


「ユキー! 昨日、大石さんと帰ってきたんだって?

 ねーねー デートしてたの?」



 起きてくるなり、真優がユキのもとへ走ってきた。



「お嬢さまったら、もぉ 違いますよ

 偶然お会いしたんです
 お嬢さまこそ、デートは楽しかったですか?」



 真優としばらく話をした後、ユキは庭に出た。

 庭の手入れは庭師がやってくれるが門から玄関までの通路を履いたり玄関周りを整えたりとすることは沢山ある。


 掃き掃除をするうちに、ふと木に引っかかったビニール袋が目についた。


 夕べの強い風がゴミを運んできたのだろう。

 箒を伸ばしてみたが、もう少し長さが足りない。



 それならば仕方がないと物置から脚立を持ってきたユキは、

 今度こそと脚立に乗って箒を伸ばした。
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