無垢なメイドはクールな彼に溺愛される
それでもユキはその言葉がうれし過ぎて、これは夢かと思った。
―― あの日……
青木邸に現れた宙は、赤いアネモネの小さなブーケを手にニッコリと笑った。
赤いアネモネの花言葉は『君を愛す』だと知っているのだろうかと少し不安になったけれど、宙は私の手をとって「お母さんに会わせてほしい」と言って
母の部屋で
「お嬢さんと結婚を前提としてお付き合いさせてください」と、丁寧に頭を下げた……。
私はあの時からずっと、長い長い夢を見ているのかもしれないね
好きよ 宙
愛してる
心から 愛してる ……
fin . .。.:*・


