大人の恋は波乱だらけ!?
「えっ……昴さん!?」
何を思ったのか昴さんは私の腕を掴んで走り出していた。
彼のスピードに着いていくのがやっとで、何度も何度も足がもつれてしまう。
「桜木!!」
大声で呼ばれ何とか振り向けば高梨部長の心配そうな顔が目に映る。
一瞬だけ、固まっていた高梨部長も直ぐに走りだし私たちを追いかけて来ていた。
映画のワンシーンの様な展開に私はついていけずに戸惑ってしまう。
何故こんな事に、その答えを知っているのは私たちの中でただ1人。
「昴さん、どうして……」
「……」
原因ともいえる昴さんに問いかけるが彼は何も言わずただ走り続けていた。
彼に掴まれた腕が信じられないくらい熱くて、それ以上何も考えられなくなってしまう。
「桜木……うっ……!!」
「高梨部長!?」
高梨部長は頭を支えながらフラフラとその場に立ち止まってしまう。
酔った体で全速力で走ったせいでアルコールが急速に回ったに違いない。
「さくら……ぎ……」
辛そうで今にも倒れそうなのに、そんな体を引きずりながらも高梨部長は私たちを追いかけてくる。
見ていられなくて精一杯の力で昴さんの体を引っ張るが少しも止まる事はなかった。
私と高梨部長の間にはどんどんと距離が開いていく。
「高梨部長!!」
叫んだ声も、きっと届いていない。
走りながらも小さくなる高梨部長の姿を見続けていた。
何を思ったのか昴さんは私の腕を掴んで走り出していた。
彼のスピードに着いていくのがやっとで、何度も何度も足がもつれてしまう。
「桜木!!」
大声で呼ばれ何とか振り向けば高梨部長の心配そうな顔が目に映る。
一瞬だけ、固まっていた高梨部長も直ぐに走りだし私たちを追いかけて来ていた。
映画のワンシーンの様な展開に私はついていけずに戸惑ってしまう。
何故こんな事に、その答えを知っているのは私たちの中でただ1人。
「昴さん、どうして……」
「……」
原因ともいえる昴さんに問いかけるが彼は何も言わずただ走り続けていた。
彼に掴まれた腕が信じられないくらい熱くて、それ以上何も考えられなくなってしまう。
「桜木……うっ……!!」
「高梨部長!?」
高梨部長は頭を支えながらフラフラとその場に立ち止まってしまう。
酔った体で全速力で走ったせいでアルコールが急速に回ったに違いない。
「さくら……ぎ……」
辛そうで今にも倒れそうなのに、そんな体を引きずりながらも高梨部長は私たちを追いかけてくる。
見ていられなくて精一杯の力で昴さんの体を引っ張るが少しも止まる事はなかった。
私と高梨部長の間にはどんどんと距離が開いていく。
「高梨部長!!」
叫んだ声も、きっと届いていない。
走りながらも小さくなる高梨部長の姿を見続けていた。