大人の恋は波乱だらけ!?
「ったくお前には敵わないよ」
ハァッとタメ息を吐く高梨部長は私を後ろから抱きしめる。
今は屋上で2人きりで風に当たっている。
私の顔色が優れないと、心配をしてくれて、こうして今に至るんだ。
「あの……恥ずかしいです……」
「うるさい。少し黙ってなさい」
「な、なんですか……」
ワザとらしく怒った様に言う彼。
抱きしめる力を強くされる。
そのせいでドキドキが止まらないんだ。
「俺は……お前に助けられてばかりだって改めて思い知らされたよ」
「え……?」
「お前は色々考えて、俺の為に動いてくれてたのに。
桜木の気持ちなんて見ようとせずに怒ろうとした。
白石の言う通り、俺には人の上に立つ資格なんて無いのかもな」
珍しく弱音を吐く高梨部長に思わず目を丸めた。
いつも前を見ていて、ポジティブな彼からは想像がつかない。
驚いていればお腹に回る腕が更に締め付けてくる。苦しいくらいに。
だけど、何も言わずに私はその腕に触れた。
だって。震えているんだ。高梨部長の体が。
彼の想いを全て汲み取るなんて出来ない。
でも、分かりたいって思うんだ。
ハァッとタメ息を吐く高梨部長は私を後ろから抱きしめる。
今は屋上で2人きりで風に当たっている。
私の顔色が優れないと、心配をしてくれて、こうして今に至るんだ。
「あの……恥ずかしいです……」
「うるさい。少し黙ってなさい」
「な、なんですか……」
ワザとらしく怒った様に言う彼。
抱きしめる力を強くされる。
そのせいでドキドキが止まらないんだ。
「俺は……お前に助けられてばかりだって改めて思い知らされたよ」
「え……?」
「お前は色々考えて、俺の為に動いてくれてたのに。
桜木の気持ちなんて見ようとせずに怒ろうとした。
白石の言う通り、俺には人の上に立つ資格なんて無いのかもな」
珍しく弱音を吐く高梨部長に思わず目を丸めた。
いつも前を見ていて、ポジティブな彼からは想像がつかない。
驚いていればお腹に回る腕が更に締め付けてくる。苦しいくらいに。
だけど、何も言わずに私はその腕に触れた。
だって。震えているんだ。高梨部長の体が。
彼の想いを全て汲み取るなんて出来ない。
でも、分かりたいって思うんだ。