大人の恋は波乱だらけ!?
「最近……小説の事でよく出版社で打合せをするんです。
それをやっているうちに……心に秘めたはずの夢への想いが強くなっていって……。
自分では抑えられなくて、ただ……楽しくて……」


にっと口角を上げるけど、それはプルプルと震えていく。


「それでいいんじゃねぇの?」

「え……」

「楽しいから書くんだろ?
別にそれを怖がる必要はない。お前が書きたいと思うなら、夢を追いかけたいと思うなら。
今からだって十分に間に合うはずだ。
夢を叶えるのに遅いなんて事はねぇよ」


優しいその声。
本気でそう思っている事が伝わってきて。
そんな昴さんに抱き着きながら頷いた。


「……はい……はい……」


何度も頷きながら昴さんの腕の中でジッとしていた。


「好きな様に生きればいい。お前が後悔しないならな」

「昴さん……」

「でももし……」

「え?」

「もしお前が夢を追いかけるのなら……。
俺がお前のファン第1号になってやる」

「っ……!」


効果音が着きそうなくらいな笑顔。
最早、私は満足に息も出来なくなっていく。
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