大人の恋は波乱だらけ!?
「それにっ……昨日……スバルさんに言われたの。
……もう会わないって……」

「え……」


驚いたってもんじゃない。
あれほど頑なだった昴さんが何故いきなり……。

不思議に思ったけどそれどころじゃなかった。


「アンタのせいでしょ!?
葉月がスバルさんに何か言ったんじゃないの!?」


我を忘れた様に明美は私に詰め寄ってくる。

だけど、何も言えないんだ。
どういう経緯でこうなったかは分からないけど。
明美と昴さんが別れる事を望んだのは私だ。
昴さんにだってその事を伝えていた。

明美を傷付けたくなくて。
私なりに考えてやったつもりだったけど……。

余計なお世話だったのかもしれない……。


「……ごめん」


口から出た言葉は謝罪の言葉だった。
それを聞いた瞬間、明美は哀しそうに笑ったんだ。


「ごめんって何よ……」

「昴さんに明美と別れてって頼んだの」

「……はっ……?」


信じられないと言った様な顔で私を見る。
でも、私は顔を逸らさなかった。
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