私の初めての恋人は!?
プロローグ
私は、小さい頃から運動が好きで女子と遊ぶよりも男子と遊ぶ事の方が多かった。

休み時間には、ドッチボールをしたり、鬼ごっこをしたり。

雨の日は、男子と雨の中を走りに行ったり、廊下を走ったり。

普通、女子がしない様な事を私は、男子の中に混ざりながら毎日を過ごしていた。



中学でも私が6年間作りあげてきた『キャラ』を守るため男子と居る事が多かった。

行き帰りも仲の良い男子のグループと一緒に帰ったり休日も幼馴染の男子と出かけたりした。

昔から、武道を習っていた事もあり女子らしくする事に自分自身どこか抵抗があった。


そんな私が唯一、女子と関わる機会があるとしたら部活動ぐらいだった。

男子と居る事が普通だった私には、女子の会話の流れや内容があまり理解できず聞いているのが精一杯だった。

そんな、理解出来ない内容の中でも私が一番頭を悩ませたのは『彼氏』の話しだった。


今まで誰一人として男子の事を『友達』以外の目で見たことが無かった私にとって、その話は理解に苦しむ内容だった。


私は『恋』と言うものを考えた事がなかった。


そんな私を、男子が女子として見ている何て話を耳にした事は一回もなく、女子でさえ私を女子として見ない子だって次々出てきたくらいだった。

男子に告白された事は無いが、女子になら告白された事がある。



そう。
私、白咲雪にとって普通の女子がおくる『恋』何て縁の無い話だった。
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