SECRET COCKTAIL


「眠かったら、奥で寝ててもいいからな」


「う、ん。分かった」



雅君が気を使って言ってくれるけど、多分私は眠くなんてならない。


今日はずっと一緒に居られるというだけで、嬉しくて一秒だって無駄になんかしたくない。



本来、雅君は週末だってお仕事だから。

基本的に私とは休日が合わない。


それを知っているから、例え仕事のない日中だとしてもデートをしたいなんて、我儘な事言うつもりなんてなかった。


だけど、そんな私の気持ちを見透かして、雅君はこんな事を言ってくれるんだろう。



傍に居られるだけで、充分幸せだって思っていたけど。

やっぱり、日中も一緒に過ごせるのは、物凄く嬉しい。


< 339 / 341 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop