SECRET COCKTAIL
雅君のお店は、深夜3時まで営業している。
だから、平日は閉店を待たずに私は家に帰るのだけれど、今日は週末で、明日私は仕事が休みで。
もしかして。
これって、お泊りのお誘いっていう事なんだろうか。
そして、これは、初デートのお誘い?
「嫌なら、いい」
「嫌じゃないっ」
私の即答に、雅君はふっと優しく笑みを浮かべた。
「終わるまで、待てるか?」
「待てる」
だって私は、雅君の傍に居られるなら、それだけでいいんだから。