秘密の契約
エンジンをかけるとすーっと涼しい空気が車の中を満たした。



帰るのかなと思っていたら車はドレスの高級ブランド店へ着いた。



「千波くん?」



「やっぱりプレゼントさせて欲しい」



戸惑う日菜に千波が言う。



日菜は仕方なく頷いた。



この前にドレスを買った店ではない。



こっちの店はどちらかと言うと可愛い感じのドレスがあった。



ピンクの柔らかい生地でホルターネックのドレスを千波は選んだ。




華奢な肩が見えているがいやらしくなく日菜に良く似合っている。








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