秘密の契約
「日菜は相変わらずだな いつもそんなにぼんやりしていると危ないよ?」



「ぼんやりしてないよ……」



日菜はからかう千波に言った。



「そうそう これでも日菜はしっかりしているんだから」



郁斗が言うと萌が「そうかな~」と呟いた。



「日菜、花を活けてくれたんだって?ありがとう とても綺麗だ」



美しく活けられた花を萌と郁斗が見る。



「さすが日菜ちゃん、あたしはこういう大きいの苦手なんだよね~」



萌が言う。




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