秘密の契約
エレベーターを降りるとそこは玄関だった。



「あ……れ?」



「なに?」



「なんで玄関なの?」



なんかどこでもドアみたい。



千波はあっけに取られている日菜にフッと笑って部屋の中へ連れて行く。



中へ入るとカーテンなど引かれていない大きな窓に惹かれて日菜は駆け寄った。



「すごい!」



センスのいい家具も配置されていてまるでモデルルームのようだった。




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