秘密の契約
「ないったらっ」



真っ赤になって怒る日菜に萌がいきなり笑い出した。



「じゃあ、日菜ちゃん 千波くんに愛されていないんだよ 愛していたらキスじゃ終わらないよ?」



「萌、なんて事言うの!?」



「夏葉先生の所へお嫁に行った方がいいんじゃない?よく言うでしょ?愛されて結婚した方が幸せだって」



日菜の怒りにも動じない萌。



「夏葉先生はカッコいいし、大人だし、いいんじゃないの?」



「萌っ!そんな事聞きたくない!出て行って!」



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