オタク女子。
そうマリアさまみたいに微笑んだ先輩。絶対に後でまた買いにいくな…と私は確信した。私は手元にあるオレンジジュースを一口飲む。
「それにしても先輩がストームのファンだとは知りませんでした…」
「そうねぇ、拓ちゃん以外に誰にも職場では言ってこなかったから」
「あ、やっぱり拓哉先輩とお付き合いを?」
「あらやだ、さつきちゃん知らなかったの!?」
「俺でも知ってたけどな」
さっきよりは少し回復したひかるが口を突っ込む。ひかるが気づいていて私が気づけなかっただと?悔しい!
「しょ、しょうがないじゃないですか!私、12年間女子校だったんで!そういうのに疎いんです!」
「そうなの?もしかしてさつきちゃんてばお嬢様?」
あらまぁ…と上品に微笑んだ先輩。しかし、すぐ横槍を入れてくるヤツがいる。
「真のお嬢様が男子ほぼ100%の国立工学部に進むと思いますか?」