かわいい君まであと少し
「肉じゃがもいいな。うん、肉じゃががいい」
「じゃあ、肉じゃがで。カレーは今度作りますよ」
望月課長は「本当に! ありがとう」と、随分と喜んでいた。
食生活、酷いんだな、と改めて思った。
「あと、バナナ買いたいんですよ」
私がカートを押しながら言うと「バナナ、好きなのか?」と聞いてきた。
「普通です。志穂ちゃんがさっき美味しそうに食べていたので」
「えっ、いつ食べてた?」
「ヨーグルトの中に小さくカットしたのが入っていたんですよ」
「気がつかなかった」
あのときは合コン話に焦っていたから気がつかなかったのだろう。
バナナを買い物かごに入れると、望月課長はさりげなく私の手からカートを引き継いだ。こういうことをさらっとやるところ、女には不自由してなかったんだろうな、と思ってしまう。
「他には何がいるんだ?」
「あっ、ヨーグルトと牛乳かな。あと卵。それからしらす、栄養ボーロですね」
カートを押しながら「普段は自分から買わない食材ばっかりだ」と言って、望月課長は苦笑いをした。
「本当に自炊しないんですね。あの、肉じゃがは豚肉派ですか? 牛肉派ですか?」
「俺はどっちも好きだな。怜子は?」
「私もどっちも好きですけど、自分で作るときは豚肉が多いですね」
「じゃあ、豚肉で作って。あ、カレーは牛肉な」
「はい。次はお肉選びましょう」
お肉のコーナーで豚肉を選び、次にしらすを買い物かごに入れた。
「じゃあ、肉じゃがで。カレーは今度作りますよ」
望月課長は「本当に! ありがとう」と、随分と喜んでいた。
食生活、酷いんだな、と改めて思った。
「あと、バナナ買いたいんですよ」
私がカートを押しながら言うと「バナナ、好きなのか?」と聞いてきた。
「普通です。志穂ちゃんがさっき美味しそうに食べていたので」
「えっ、いつ食べてた?」
「ヨーグルトの中に小さくカットしたのが入っていたんですよ」
「気がつかなかった」
あのときは合コン話に焦っていたから気がつかなかったのだろう。
バナナを買い物かごに入れると、望月課長はさりげなく私の手からカートを引き継いだ。こういうことをさらっとやるところ、女には不自由してなかったんだろうな、と思ってしまう。
「他には何がいるんだ?」
「あっ、ヨーグルトと牛乳かな。あと卵。それからしらす、栄養ボーロですね」
カートを押しながら「普段は自分から買わない食材ばっかりだ」と言って、望月課長は苦笑いをした。
「本当に自炊しないんですね。あの、肉じゃがは豚肉派ですか? 牛肉派ですか?」
「俺はどっちも好きだな。怜子は?」
「私もどっちも好きですけど、自分で作るときは豚肉が多いですね」
「じゃあ、豚肉で作って。あ、カレーは牛肉な」
「はい。次はお肉選びましょう」
お肉のコーナーで豚肉を選び、次にしらすを買い物かごに入れた。